パンドラの箱
(Pandra・Box))
ルネッサンス以前においてはツボ。元々男しかいなかった人間族の中での最初の女は、美しさと技術とともに、嘘・諂い・狡さ・好奇心を与えられ、封じられていた厄災を解放してしまう。





多分キラと言う存在は

その力を得ずすれば

此れほど人を思っていなかったに違いない


LAST PEASE







人の為に

人の世の為に

それは間誤う事なき正義であり、他者の声はその存在には届かない。

きっと正しいのだ、とは勿論その存在の内なる声に過ぎない。

周囲で足掻く人々を冷たい目と咽喉の奥からこみ上げる笑みで見下しておきながら、幾つものヒントを見せ付けて解けるものならといてみろと優位の椅子から全てを足蹴にする。

それでも。

きっとその存在が「普通」を演じきる際の耳に届くのは何時でも自らの所業への感謝であり、期待だったことだろう。

なれば「キラ」と名付けられた存在は



「パンドラ」


元々、人の世に女は無く、知恵と炎を与えられ、自らに近付いた人へ送られた「最初の女」

愚かで浅はかな一人の男がめとった娘は、人にとって決して「善」と呼べるものばかりではなかった。

美しさと技術とともに、嘘・諂い・狡さ・好奇心をあたえられた、故に「完璧」。


しかし彼女の存在なくして、人に繁栄がなかったこともまた事実。



キラと言う存在はパンドラにとても近い。

全てを与えられたものと名付けられ、人に与えられた、人に変革をもたらすもの。

しかし、人には支配たり得ぬ無邪気な狂気の象徴。

例え長い歴史の中、秘められた箱の中にあったものが人にとって良きものだったと語り継がれていたとしても。



(それでも・・・・・・)




箱のかぎは、誰だ?

勿論、未だ出せぬ答え。

自らが予感するものならば、その表現が酷く見合ったものであるような気もするけれど。



しかし、既に決めてある。



「私は自分を、箱の其処に残ったのろまな希望でいよう」




Lの独白。
どうでもいいがものすごい自信家だな、L。
パンドラの話は間違いなく
「厄災」を解放したという方の伝承の方が浸透していますが
実は真逆の伝承も存在するんです、という話。
大元は地母神から変化したというお話もありますしね。
キラにはキラの正義があるのだろうけれど
それは決して赦されない筈だ

しかし愚かしい人はその罪を歓迎する。

Lのエゴなんです。自分の方が正しいっていう。
ま、得として人とはそういうものですが。
因みに私は愚かなんでキラ神頑張れ、です。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送