02:塚不二  summer/Wateremelon





「手塚」
「うん?」
「あーん」
「・・・からいものならいらんぞ。
あぁ、キスがついてくるなら我慢するが」
「うん、さらっと駄目なこというよね、君は。
まぁいいけど。
生憎だけど、さほど面白いものじゃないんだけど」
「ならいらん」
「まぁいいじゃない。
はい、あーん」
「・・・」

ひょい。

「・・・・・飴か?」
「うん」
「・・・・」

・・・・・・・・

「妙な味だな」
「あ、やっぱそう思う?」
「なんだから入っていた。ゴマ・・・といった感じではないが」
「苺の種だって」
「・・・苺の味、とは思えんが」
「うん。スイカ味」
「・・・・・・・こんな味だったか?」
「まぁ、キャンディだしね」
「・・・仕事を終らせる。
まともなスイカが食いたい」
「あ、うん」

「その気にさせたお前も、勿論付き合うだろう?」
「まぁ、うん。いいよ」

「気のない返事だな」
「というか、今君のスイカを食べるという光景にちょっと悩んだだけ」
「いやというほどみせてやる。心配するな」
「あー、まぁいっか」


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 へんな傍若無人(笑

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