|||||DEAD CIGARETTES|||||
・・・探偵物ネタ。
多分やるとしたら本領発揮だろうなぁ。俺。
スミレちゃん:所長。姉後肌。偉い。
手塚:CABINの似合う捜査チームbP業績の人物。
無口だわ愛想はないだわだが腕は確か。 持ち武器:Cz75
不二:手塚の相方美人。裏仇名、女王(爆)。通り名も魔女。
手塚の無愛想のフォローに立つわけだが、使われちゃいない。 持ち武器:モーゼル
大石:捜査チームの一員って割には爽やか・和み系のため、聞き込み担当が主。
が、嫁になんかあった時にはかなり危険に。 持ち武器:指弾
菊丸:大石の相方兼ねる嫁。聞き込みと共に潜入を得意にする。
人懐こいが、最後は決まって大石になつくのでまるで猫。
いつも首につけてる鈴のチョーカーは大石のプレゼント。 持ち武器:棒術。
桃城:体力系担当。他にない。マルポロ派。 持ち武器:男は拳だ。
河村:一応、桃の相方。普段は手綱だが・・・煙草、わかば。 *車の運転になると・・・
海堂:物資管理・事務担当。元暗殺者。当然実力者だが・・・ 持ち武器:毒針
乾:開発兼医療。及びパソコン担当。性質の悪いもん開発する時もあるけど。
腕の方は確か。海堂の(一応)恋人。マイルドセブン派。 持ち武器?:薬。汁。
越前:桃の恋人で事務所のアルバイト。
まだ学生ながら、驚くほどの記憶力を持つ。 持ち武器:ヨーヨー
桜乃・朋:事務担当。が、裏では売れっ子同人屋(おい)
恒例いきます(笑)
→不二真っ黒話。何かはかせるつもりらしいですよ?
「手塚、君の銃かして」
「?別に構わんが」
穏やかな空気を待とう不二がこれ見よがしにリボルダー銃を構えるのはかなりシュールだ。
何をするのかとことの成り行きを見ていた男は彼が輪胴(薬莢を収めるホルダー部分)から未使用の薬莢を1つ残して取るのを見てことを察する。
「ロシアン・ルーレットか?そんなんで・・・」
鼻で笑おうとする男の目の前で、カラカラと人を殺せる弾が詰まった部分が回る。
直後一気に5発分のトリガー音が響く。
発砲はなかった。
「な、なな・・・」
予想していなかった展開に男が及び腰になる。
不二は全く笑顔を崩さず、また、輪胴を回す。
普段使っているのはモーゼルなので、リボルバーは使い慣れていないはずなのだが。
「わかる?輪胴部分を寸分たがわずの力加減で廻せば六連式の最後の1発は発砲されないで残る。
因みにどっかの漫画で見ただけだから何回成功するかやったこと無いんだよね。
記録挑戦、付き合ってくれる?」
あくまで穏やかに告げる不二に、所詮チンピラレベルの人間が叶う筈も無かった。
わかった、いうから!顔面蒼白になって喚く男を見て不二の笑顔は傍らの手塚に移る。勿論、彼の銃を返しながら。
「以上。お粗末さまでした」
「失敗する自信があったのか?」
「んー。でも最低10回は我慢してもらいたかったよ」
それを無茶だと思うのは不二の技術を知らない人間位だろう。
手塚は彼の実力を熟知していたので、謙虚だな、とだけ告げた。
不二は笑い、会話を聞いていた男はさらにその顔を白くさせた。
黒い・・・
因みに話題に上った漫画とは
GUNMISSCATSというアメリカの女賞金稼ぎさんのお話。
結構お色気系ですが、この技凄いですよねー、絶対。
所詮このCP馬鹿か・・・
「乾先輩!」
「いらっしゃ〜い。まいはにーv」
怒鳴り込んできた海堂に、乾は恥知らずにも笑顔で応じた。
直後投げつけられる針を同じ顔のままカルテで受けて、危ないなぁ、とやはり笑い声をからめて呟く。
「先輩」
「はいはい?」
海堂は第2弾を放ちたくなるのを必死で抑えながら、押し殺した声でどうにかここに怒鳴り込んできた最大の目的を掲げた。
それは請求書だった。
そこにはそれも一介の探偵事務所の、それも医務室にしてみれば異様ともいえる数字が書かれている。
「何を買ったんです?」
「書いてあるでしょ?」
えぇ書いてありますともさ。
でも。
「なんでDNA検査キットなんて買うんですか!勝手にこんな高いの買わないでください!」
「えー。でもあれ科総研からの払い下げの旧式とはいえ結構いい奴なんだよー。掘り出し物なんだよー」
事務担当そのものの悲鳴に研究者の性か乾が訴える。
最も言い方にしても理由にしても、海堂にストレスを与える位の訳しかしていないが。
「乾先輩・・・」
「なーんだい?海堂」
「今月の給料から3年間、毎月2万づつ、ボーナス時には5万づつ引いていくので承知してください。
それでやっと半額負担ですからね」
キッパリ言い渡される。
反論しようと乾は口を開くが、直後「所長には話を通してあります」と先に潰された。
「・・・・・・鬼」
「一言言えばそれなりに工面したんです。報告を怠った罰です。そのつもりで生活してください」
足を慣らして踵を返す海堂は明らかに怒っていて、流石の乾も軽口を叩けずにいた。
だが部屋を出る直前、酷く照れた声が乾の耳を掠める。
「・・・生活費困ったら、何か奢る位はしますよ」
「乾、不気味」
「気のせーでしょ」
いや、ぜった気のせいじゃないって。
答えた乾に内心で菊丸は突っ込みを入れたが、音にはならなかった。
言ったところで通じないのを熟知していた、とも言う。
所詮乾海を書かないと気がすまない駄目人間。
海堂・・・改心するなら今のうちだよ・・・あー。遅いか。
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