vierblaettriges kleeblatt




ひざの上の同居人テニ王子ver。
本編タイトルはドイツ語で四葉のクローバー。
人間になるはずだったのに猫に生まれてきてしまった存在。
ほんで人と1年過ごす中で、人になれるかどうか・・・
っていうゲームなんですよ。オリジナルのは。
因みにトゥルーエンディングはウェディングです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・しませんけどね。



春・大菊。で、やっぱり出会いから。
お転婆で元気で好奇心の塊・・・猫だから。
「大好き」と「愛している」の違い。
自分が相手にしたいこと、されたいこと。


夏・塚不二。
既にエンディング(あくまで大学ED)を終えた後の続きで。
大好きな人との日常が、この上なく甘くて。
この不二は多分乾と同期。
ほんの少しだけ、引け目のある幸せ。でも。
「未来のこと、考えていく」ということ。


秋・乾海。距離的にはやっぱり「先輩」を入れたい・・・ってなわけで。
乾さんも元猫。でもマスターの方が先に死んじゃって。
海堂は実はその生まれ変わりとゆー(駄目人間)
「人を選ぶに当たって、学ばなければならない」こと。


冬・桃リョ。審判を待つころだにゃー。
プライドの高い王子様は桃以外にはどうも懐かない。
でも何故か同期(笑)の菊には可愛がられていて・・・
好きってだけじゃ、どうにも出来ないよ。
ね、気付いて。世界はもっと広いんだということ。

猫神:千石さん。
カイル:跡部さん(で、飼い主は樺地?)
舞台は大学。で、テニス部。(オリジナルは映研)
各一週間の全4話シリーズで。(心の誓い)

注意書き的基本本編展開設定

@物語は一人暮らしの大学生が雨の日に3匹の子猫を見つけたところから始まります。
Aペット厳禁のアパートだけれど、彼は一匹だけ、拾ってきた子を育てることに。
Bその夜の夢で「猫神」の人(?)から
 「このこは人として生まれてくるはずだったんだけれど間違って猫として生まれてきちゃってさぁ。 
 悪いんだけど人間の常識教えてくれない?1年位。したら人に生まれ変われるかもしんないから」
 とゆー・・・(注。明らかに科白は千石さん仕様です。本来はじーさんだし、猫神)
Cで、目が醒めたら猫の代わりに猫耳・・・の少女が。(あくまでオリジナル)
Dご主人様、と自分を慕う猫娘さん(猫になったり人になったり)とのあなたの生活が始まります・・・・

って感じの展開です。
で、1年間(4月〜翌2月)を過ごすわけなんですが、
友人とか幼馴染とかライバル(・・・?)とか先輩とか。色々あるわけですわ。
あーたのし。

で、エンディングはマルチで
ウェディングED
ライバルED
幼馴染ED
猫のまんまED
人間→大学通い始めEDなどなどなど。
そんなんあるわけですよ。

因みに俺は何故か大学EDしかなりません。

|||||さぁて。お約束活字落書きです。|||||

とりあえず桃リョの「最初の朝」辺り。

最初は、正直気のせいかとも思ったんだ。

でなけりゃ自分が溜まってて、なんかまずいのに手ぇ出しちゃったとか。

でも確かに気の強そうな2つの目もさらさらした髪も、「彼」の印象からうまく切り離せなくて。

それよりなにより。

その・・・何も着ていない綺麗な素肌の隙間から覗いている俺の気に入った尻尾と、髪の間の動いている、耳。

「・・・・・・・リョーマ?」

「・・・まだまだ、だね。マスターも」

「まだまだって。なにがだー!」

突っ込み処は間違っていたかもしれないが、それしか口にはつかなくって。

「・・・・って・・・まじかよ、マジなのかよ」

思わず天井を仰いで、それから。

とりあえずなんとか。この刺激的な格好をされている少年に服を着てもらうことにした。
・・・・・・・・・桃は最初からホモなんですか?
書いてるのは俺だっての・・・
やっぱ王子は王子らしく。
なので「ご主人様」でなくて「マスター」(意味不明)
桃の混乱が見れればいいのだけれど。

周助と貞治。そんな二人。

「久しぶりだねぇ。貞治」

「・・・・・・・・・・・俺は逢いたくなかったがな、しゅーすけ」

にこにこと人の良さそうな笑みを向けてくるこいつが、性質の悪い生き物であるのは良く知っている。

そう。「猫」のころから。

「先輩?」

不穏な空気を変に思ったのだろう。

聞いてきた傍らの薫の頭を猫耳を誤魔化す為のバンダナ越しに撫でて、大丈夫だよ、と笑う。

「不二周助。俺達と同じ、猫の時間があるヒトだよ」

そう説明すると、途端薫の顔は尊敬の色に染まる。表情はあまり変わらないけど。

「君が貞治と過ごす子?名前聞いていい?」

「・・・・・かおる・・・」

いい名前だね。

告げられると、「ご主人様が付けてくれたから」とほんの少してれた口調で答えた。

そう、と周助の答えは柔らかい調子だったけれど、向けられてくる目線には疑問の色が合った。

無理もないだろう。

俺と猫神以外、「あの事実」は知られていないしそれから。

その名前をつけることは・・・もしかしたら、本当はいけないことかもしれないのだけれど。

だって彼は、確かに彼なのだし。

「がんばってね。かおる君」

「・・・・・・はい・・・」

流石だよ、しゅーすけ。

そのはにかんだかわいー溜まんない笑顔を俺に向けてくれるまで俺がどれだけ苦労したと思っているんだか・・・

騙されてるんだぞ、かおる。

勿論、保身のために心で叫ぶだけで済ませるけど。
不二子もさだも妙ですなぁ・・・
多分かおっちゃんはまだ5・6歳クラス。
・・・・・・・・かっわいいだろぉなぁ。
この上なく「もぇ」って感じで。

乾海?出会い編。っていうか1日目。朝。

「起きろよ、マスター。なぁ」

「待てよカオル。まだ俺ねむ・・・って」

覚えのあるシュチュエーションに頭の中が一気にクリアになる。

勢いよく起き上がると、俺の胸元から小さな体が転げ落ちる。

その際、目にとまるのは白い素肌に映える黒い・・・

「カオル・・・?」

「なんだよ、マスター。乱暴だな」

乱暴な、では無い。

尻尾を立てて怒りを露にしている彼に、視線を落として、それから。とりあえずその辺のシャツを羽織らせてから、叫ぶ。

「猫神!いるのは解ってるぞ!俺のリアクションを見て笑うつもり72%!の遊び猫!とっとと出て来い!」

思っても見ない清涼に、2つの耳を塞いだカオルに慌てた謝るように頭を撫で、落ち着いたのを見計らった頃、その「人物」は姿を現した。

「やはー、ハル。元気だった?」

仮にも神とよばれるには些か軽薄そうなオレンジ色の髪から、「猫の耳」を生やしたちょっと見「コンパの色物担当」的青年が、鍵を占めているはずの玄関のところに立っていた。

「あぁ元気だったともさ。元気だったがな、何で俺に<試練の子>をあてがうんだ?!」

人になるはずの手違いを補う為に、人と凄し、人になる手段を選ぶ機会を与えられる「試練の子」。

かつての自らの立場のそれ・・・

「だって拾ったのハルじゃん?」

「う」

「何より、折角他の神さんの目を盗んで<先>に転生させたげたのにー。いーよぉ、だぁ。はるちーの馬鹿」

言いながら、その態度は挑発的だ。

それも、多分狙って。

「・・・・・まさか・・・」

しかし彼にとってそれより見なければならないのは・・・・

「そ。人よりも、年が近くなるしね」

成長、の早い猫ならば、幼少期はあっという間に終わってしまう。

「あの頃」を取り戻すなら。確かに・・・

「んなわけで。頑張れよ、かおるちゃん」

「っす」

あの人の面影を感じる、瞳と、髪。

そして不器用な誠実さ。

始まるのは。

二度目の、出会い。
ちびーな乾に懐かれる青年海堂も萌えですが。
ちょっと辛い過去のある乾海カップル。
こんないい人めいた千石って・・・
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