月マガの「ロケットマン」にすぽっと嵌まりました。
ので、スパイネタです。(単純すぎ・・・・・・・)



最近、乾先輩にあまりあわない。
学校には来ている筈なのだが、放課後にはすぐに帰ってしまうのだ。
引退する前は、あのでかい図体がうざいと思ったことも多いのに

今は、視界の広い日常に躊躇っている。




 ||||||REAL EYE|||||


と、いうわけで乾さんがスパイです。
んで引退した直後ですね。
他のメンバーは普通に学生生活です。
別に不二子は偉くてもいいんですけどね。

えーっと。
各学校のデータマンの方々皆所属していたら面白いかな?
て。あのちみっこもかよ・・・・・・
世界的スパイ組織REAL EYE (因みにオリジナルはTRUE EYE)に
突然放り込まれた乾 貞治。
不本意ながらもその腕の関係ですっかりSクラスの所属となり
海外の仕事まで任されるようになって海堂との練習もロクに出来なくなってきて、
ストレスがたまる日常に。
そんな時、情報交換のために顔を合わせた柳とのツーショットを海堂に見られ・・・・
ってここまでくると普通に書くかもしれないや・・・・・

「新人の壇 太一です。よろしくです!」

「よろしく・・・・・って、柳!
俺にこのこの育成しろって?!」

「そういう上からの命令だからな」

しれっと応える幼馴染に拳一本ぶち込んでも、結構怒られないかも、などと乾が思ったのは流石に予想できないことだろう。
というか、予想しないでいてくれ、といったところか。

「っていうか・・・・・・」

「乾さんのご迷惑にはならないように頑張ります!」

「・・・・・そ、して」

とりあえず手始めに、青学のテリトリで声はかけないでくれ、というのは我侭じゃない筈だ、絶対。
  どうやら教授の方がランクは上みたいですよ?

 (やっこしーので前提設定)
 今度日本で行なわれる世界選手権で各国がドーピングを行なっていないかどうかを調べる為に総動員されたREチーム。
 その中で乾と観月はとある国の移動救護車の中で奇妙な物体を発見する・・・・(エン○ウンターやん、という突っ込みは無で)


「・・・・・・間違いないようですね。
証拠を集めて委員会に報告しなくては」

「だな。全く。血液ドーピングか・・・・・」

冷蔵庫の中のような寒さの中、選手たちの名前が書き込まれた何十ものビニールの中で、とろりと紅いものが真空パックの要領で詰め込まれている。

試合の直前に薬物ではなく、選手たちに注射されるのはこの一度取り出された彼ら自身の血液だ。

そしてそれは、彼らの能力を120%引き出すことになる。

だたし、その後の負担は、血管に血栓を作り出しやすくなり・・・・・場合によっては、死すらありうるのである。

確かに強引な能力向上は「ルール」の上でも勿論問題だが、本来は有望な人物の身体を壊してしまうのを避けるためも赦せないものなのだ。

観月のカメラが何度かフラッシュを走らせる。

乾は手近な真空パックを一つ、証拠として失敬しようと手を伸ばした。

途端。

耳を劈く音が空気を喰らった。

「なんです?!」

「っち、警報か!退くぞ観月」

「当然です!」

2人して同時に入口に駆ける。

飛び出したところで隣接していたホテルから人の気配を覚え、2人とも小さく頷いただけでやるべきことを承知していた。

真逆の方に駆けだすが、ふと乾はもう一度救護車に足を向けた。

(まさか役に立つ日がくるとは思わなかったが)

ポケットから掌サイズのボックスを取り出し、開けっ放しの入口からそれを中に滑り込ませた。

これが、必要にならないことを祈るばかりだ。色々な意味で。
 意味ありげだなぁ。
 っていうか観月とよく組んだよな、乾さん・・・・
 詳しい文章を全く省いてしまったのでわけ解らん・・・
 因みに乾さんが頬り投げたのは爆弾です。
 取引に応じなかった場合、ぶち壊す為です。
 尤も観月は選手壊すの平気な人なんだけど・・・・

「何だ?このカード・・・」

落ちていたそれに興味を引かれたのは、さっきまでそこにいた人物が乾だったというだけの理由だ。

名前でも書いてあれば、とどけるという言い訳が出来る、と心が我侭を匂わせる。

拾い上げたのはプラスチック製と思われる厚手のカード。

丁度キャッシュカードを思わせるが、表を見た途端そんなものではないとすぐにわかった。

何かの身分証明書のようだ。

あまりなれていないからか硬い表情のアップの写真が、パソコンで取り込まれている。そしてその周りをかざるデザインは見覚えがないものだった。

「・・・・・・なんだろ?」

とはいえ持ち主が間違いなく期待していた人物なのは確かなようで、立ち上がった海堂は駆けたくなるのを我慢しながら彼の教室に向かった。


「乾?あいつなら帰ったよ」

「え?」

「なんでもバイト先に呼び出されたとか何とか・・・・・
中3のクセになにやってんだって感じだけどな」

バイト?

それで最近、逢う時間がなかったのだろうか?

でも、彼が自主的に、自分たちの時間を犠牲にしてまでバイトするとは思えない・・・・

そうと思ってからそれが自惚れてめいて気がへこむ。

海堂はどうにか応じてくれた名も知らない先輩に礼を言い、踵を返した。

不安と、カードだけが海堂の手の中に残った。
  意味深な割りに前後が無いので盛り上がらない・・・・

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送